この記事では、
「高雄を拠点に日帰り旅行をしたいけど、どこの街がおススメ?」
「高雄から台南に行く移動手段、所要時間、料金が知りたい。また、どの交通手段で行くのが便利だろう?」
「台南の街を楽しむには日帰り旅行で満足できるの?」
「台南市内の観光巡りをするための便利な交通手段は?」
こういった疑問に答えていきたいと思います。
旅行日数もあるので、高雄とは違う街にいってみたいな。「台南」はどうだろう?
この記事でわかることは、
- 高雄からの日帰り旅行は「台南」をオススメする理由
- 台南への交通手段は「台鉄」をオススメする理由
- 台南市内の観光地巡りには「路線バス」をオススメする理由
- 台南観光は日帰りで十分楽しめます。台南日帰り旅行の楽しみ方とオススメスポットをまとめました
私は台湾が大好きで年に2回、高雄の街を中心に台湾旅行を楽しんでいます。自分が行ってよかったところや高雄の街の情報を発信していけたらと思っています。
高雄からの日帰り旅行で「台南」がおススメな理由
高雄の観光と合わせてもう1都市くらい観光で日帰り旅行が行けたらいいな。
そういう方も多いと思います。
高雄以外に魅力的な街は色々ありますが、この記事では私も好きな「台南」の魅力を紹介していきたいと思います。
台南がおススメなポイントをまとめるとこんな感じです。
- 所要時間が短いので朝から夜まで楽しめる
- 高雄より深い台湾の「古都」の魅力に触れることができる
- 高雄とはひと味違う地元台湾グルメが味わえる
台南の街といえば、古いお寺と食べ物が美味しそうっていうイメージ。台湾は古い街並みに魅力を感じるわ。
①所要時間が短いので朝から夜まで楽しめる
高雄の街から台南の中心地まで所要時間30分程度で移動できるんです。
30分程度で到着するので、朝ゆっくり起きても大丈夫。
電車を降りたら台南の街の中心街なので、台南の美味しいローカルフードの朝ご飯から日帰り旅行をスタートさせることができます。
朝ごはんを食べて腹ごしらえをしてから、夜までゆっくり観光を楽しむことが出来ます。
思い存分台南を楽しんだあと、帰りの電車も座ってゆったり帰れるので、一日快適にたっぷり台南の街を楽しめるんです。
②高雄より深い台湾の「古都」の魅力に触れることができる
台南の街の魅力は日本の京都のような台湾の歴史の魅力に触れることができる点
台湾でも台北のような先端のお洒落な街並みもいいですが、昔のレトロな街並みに魅力を感じる人も多いと思います。
私が台南の街に惹かれるのは、台湾の昔の街並みをゆったりと楽しむことができるからです。今の日本ではなかなか見れない景色が台湾には残っています。
台南の街は「古都の台湾」を味わえ、高雄の街とは違った観光を味わえるところがいいですね。
③高雄とはひと味違う地元台湾グルメが味わえる
台南の街は台湾B級グルメの宝庫。
街の至る所で屋台やお店が並び「小吃」(ちょっとつまむ食事)が食べれます。
「小籠包」のような台湾でのメジャーな小吃はもちろん、「蝦飯」「タウナギ意麵」「蝦巻」など、台南でしか味わえない台湾グルメの食べ歩きも楽しみの一つ
高雄同様、台南も暑い街なので、暑さの中一服したいときにはレトロな古い建物をリノベーションした冷蔵がしっかり効いたオシャレな隠れ家カフェで一服したりと。
観光名所を歩くだけでなく、グルメの食べ歩きだけでも台南の街を楽しメルのも魅力です。
高雄から台南への移動手段に「台鉄」がおススメな3つの理由
高雄から台南への交通機関として、
- 長距離バス
- 台湾高速鉄道(新幹線)
- 台湾鉄道(台鉄)
が候補にあがるでしょうか。
高雄から台南へのスタートはすべて「高雄駅」からスタートできます。
①長距離バスは、
【メリット】 料金が安い
【デメリット】所要時間がかかる
②台湾高速鉄道は、
【メリット】早い、新幹線乗り放題があれば運賃は安く抑えることができる
【デメリット】料金が高い、新幹線の場合、台南の中心地までバスが出ているが中心地まで時間が45分くらいかかる
③台鉄は、
【メリット】安い、街の中心地までは1番早い(高雄から30分程度)
【デメリット】知識がんないと切符購入にコツがいる
ことくらいかな…
さらに、「台鉄」は少し料金は割増になりますが、指定席の購入ができます。
はじめに「行き」の切符を購入して、「帰り」の切符も予約で指定席を購入しておけば、行き帰りともゆっくり座って目的地に行けます。
ということで、高雄から台南の移動手段は「台鉄」での移動がおススメです。
夜の指定席を帰りに購入しようとすると。売り切れで立って帰る場合があるので、先に帰りの指定席を予約購入してから、観光を楽しむのがオススメです。(立つといっても30分程度ですが、観光で疲れてるので、できたら座って帰りたいですよね)
- MRT「高雄駅」から30分で台南の中心地に到着できる
- 「指定席」を購入すれば座って移動できるのでラクラク
- 行き帰りの「指定席」を購入しておくと満員電車の心配なし
台南の観光地巡りは「路線バス」がベストチョイスです。
次に、台南についてからの移動手段です。
台南の街は、高雄の街とは違って、地下鉄網が発達していません。
街の人はもっぱら原チャですが、観光客の移動は「路線バス」か「タクシー」が便利です。
台南駅付近の移動であれば、「レンタルサイクル」での移動も可能ですが、結構道の路肩は「原チャ」がいっぱいで危ないこともあるのであまりおすすめできないですね。
【台南市内の移動手段】
- タクシー
- 路線バス
①タクシーは、
【メリット】待たなくて良い。台南駅付近であればすぐにタクシーが捕まる
【デメリット】タクシーを乗るほどの距離でないことが多いので、恥ずかしい
語学が必要なので緊張する
「路線バス」に比べてコストが高い
②路線バスは、
【メリット】コストが安い。観光地に停車する路線バスがある
アプリが使用できれば、時間、降りる場所に困らない
【デメリット】暑い中外でバスを待たないといけない
運転手にもよりますが、とにかく揺れる
旅行の仕方にもよりますが、台南の街はコンパクトなので「路線バス」を使いこなすのが便利です。
「路線バス」と「タクシー」の利用は使いこなし方にもよるとは思いますが、
バスの到着時間まですごく時間がかかりそうな場合や暑いのでバスを待つことなく早く移動したい時などの場合は、
「タクシー」の移動が便利です。料金も日本と比べると安いのでタクシーのメリイットを使うのもアリかとは思います。
- 台南駅から観光地を周遊する路線バスがあります
- ネットにつなげる環境ならアプリで時間確認も可能
- 時間効率を考えれば、タクシー移動もおススメ
台南の街でも「ipass」などの交通系プリペードカードをそのまま使用できます。チャージはコンビニでできます。
台南の街を一日でトコトン遊び尽くす方法を紹介します。
具体的に「台南」日帰り旅行を楽しむ方法、おススメのスポットを紹介します。
日帰り旅行計画の参考にしてくださいね。
台南は台湾で初めて首府(都)が置かれた街。日本でいえば京都に似た街だと思います。
それ故に、古き良き台湾の魅力を感じさせる建築物や歴史的名所が多いのが特徴
台湾の深い「古都」の魅力に触れましょう。
【おススメスポット】
✅①「赤崁楼(せきかんろう)」
台南の観光名所です。オランダ統治時代の台湾の歴史を感じることができる人気スポット。
この観光名所では「鄭成功(ていせいこう)」という歴史的人物が登場します。
この鄭成功は台湾の至る所で目にします。
台湾国民にとって歴史的英雄なんですね。
✅②「安平古堡」
この安平もオランダ統治時代の歴史を感じることができる人気観光スポットです
安平には、台湾最古の「老街」という古い街並みがあり、お土産屋さんやグルメ店が並ぶ観光スポットでもあります。
中でも安平の街は海鮮(エビやカニ、牡蠣)が有名で、美味しい海鮮料理を味わえます。中でも人気のメニューは「蝦巻」というエビロールが人気です。
歴史を感じる老街を探索しながら、美味しい海鮮を食べる安平の街もおススメ。
台南の夜は、昔の建築物や、老街がライトアップされ、ノスタルジックな昼間の雰囲気とは全く別の街になります。
この夜のノスタルジックな空間は私は大好きです。まるで映画の中の世界です。
では、人気のおススメスポットを紹介しますね。
【おススメスポット】
✅③「林百貨(はやしひゃっか)」
台南のショッピングスポットとしてよく紹介される昔の百貨店です。
名の通り、林さんという日本人が建てたそう。
古い建築物として保管されていましたが、リノベーションを行い新しい人気スポットになりました。
百貨店の中も、おしゃれなカフェや、雑貨など台湾らしいお土産を購入するのにぴったりのショッピングスポットでもあります。
✅④「神農街」
「神農街」も老街(古い街並み)です。
路地を挟んで、雑貨店やバー、カフェなどおしゃれなお店が並びます。
古い街並みですが、台湾の若者が新しくリノベーションを行い新しいお洒落なスポットとして生まれ変わっています。
ノスタルジックな雰囲気を味わいながら、隠れ家ショップを探索するのも楽しみです。
台湾グルメの魅力といえば「小吃(シャオチー)」屋台や店で味わう一品料理が人気。
実はもともと「台南」の屋台やお店から広まった老舗の有名な小吃の店が多く「小吃の街」なのです。
街の至るところに小吃が味わえる店があり、いくら食べて食べ尽くせないほどの小吃メニューがあります。
全て食べるとお腹いっぱいでムリなので、小吃の中でも人気のおススメのお店を紹介してきますね。
【おススメスポット】
✅⑤「虱目魚粥(サバヒー)」阿憨鹹粥
台南の名物「虱目魚粥(サバヒー)」。
サバヒーとは、サバヒーという魚が入った海鮮粥です。
近隣の港で引き上げた新鮮なサバヒーを使用しています。
白身魚なので見た目は脂っこい感じはしますが、あっさりしているので朝食にもピッタリです。
サバヒー粥で朝食は「台南」らしい朝食かも知れません。
営業時間:5:00〜12:30 定休日:火曜日
✅⑥【牛肉湯】石精臼牛肉湯
牛肉湯は、牛肉が丸ごと入ったスープ。
台南グルメの代表格の小吃で人気メニューです。
人気のお店は、どれだけ新鮮で美味しい牛肉を使って料理しているかがポイント
名物料理なので、台南の至る所で屋台やお店を見かけますが、有名店は地元の人が並んでいるので人気の度合いがわかります。
やっぱり舌が肥えた地元の人は騙せませんよね。
営業時間: 深夜1:30~11:00、17:00~23:00 定休日:月曜深夜、火曜朝
✅⑦【蝦飯】集品蝦仁飯
思わず蝦がたっぷり載ったビジュアルに目がいく「エビがいっぱい載った炊き込みご飯 蝦飯」
この小吃も台南でしかあまり見かけない地元の小吃です。
安平の蝦料理もそうですが、台南の街は漁港で採れたてのエビを使ったエビのメニューをよく見かけますがどれも美味しいですね。
日本では新鮮なエビを使った料理は高いので、安価で食べれる台南でいっぱい食べちゃいましょう。
営業時間: 9;30〜19:30 定休日:不定休
✅⑧【タウナギ意麵】阿江炒鱔魚
台南で漁れる「田うなぎ」を使った麺料理。
田鰻は日本のうなぎと見た感じは似ていますが、日本のうなぎとは違い弾力感がある感じでしょうか。しっかりした歯応えがあり食べ応えがあります。
メニューは「汁あり麺」と、「汁なし意麺」の2種より選べます。意麺はまぜそばの感じです。食べ比べてみましたが、好みで分かれるところですね。
見た目も黒く、こってりした感じですが思ったよりこってりした感じはなく食べれます。
これも台南でしか味わえない小吃ですので、ぜひチャレンジしてみてください。
紹介したお店以外にも美味しいグルメのお店がいっぱいです。台南はレストランというより、名物の一品料理が味わえる屋台のお店が多いので、まさに食べ歩きがぴったりです。
営業時間: 17:00〜24:00 定休日:月曜日
台南の街は、特に昼間は暑いです。
林百貨店のようなショッピングスポットの涼しいクーラーが効いた空間でゆっくりショッピングもいいですが、
台南の古い建物をリノベーションしたレトロ空間でのんびりお茶を飲んで休憩するのもおススメ。
こんな古い歴史のある建物にこんな異空間が広がるんだとびっくりすることも。
取り揃える飲み物やスイーツもこだわりのものが多く、美味しいスイーツを味わいながらゆったりと暑さを凌ぎ、夜に備えるのもいいですね。
昼のカフェと合わせて、老街の夜のバーもおススメです。
✅⑨【リノベカフェ】BB.ART
BB.ARTは古い建物をオシャレに改装したリノベーションカフェ。
カフェというより美術館?博物館?とカフェだと思ったけど間違えた?と思わせるほど、内観のアートにこだわったお店です。
普段、週末はアーティストの個展などにも使われたりするようで賑やかな時もあるようですが、普段使いのカフェ使いもできます。
ゆったりとしたローソファに体を沈めて、煎れたての香りがよいコーヒーと台南フルーツがたっぷり入った甘いケーキでゆったり過ごすのはいかが?
営業時間: 11:30〜21:00(日曜 〜19:00) 定休日:月曜日
台南の街もほんとうカフェやバー多いです。若者が中心となって古き良き建物をうまく活用しながらリノベーションしているお洒落空間のカフェが多いですね。内装や外観だけでなく、飲みのもや料理にもこだわっているところも多いですね。
台南の街には屋台スタイルの居酒屋さんがあります。
お酒の好きな人なら、台南料理を食べながら、美味しいビールを飲みたいもの。
特に海鮮料理は美味しいので、帰りの電車まで思い存分飲むのも思い出に残りますよ。
最後まで台南グルメを楽しんじゃいましょう。
✅⑩【海鮮居酒屋】鉄厝焼烤海安店 鐵厝燒烤海安店
オープンスタイルの海鮮居酒屋。台湾では居酒屋のことを熱炒(ルーチャオ)と呼びます。
海鮮料理が豊富で、メニューの取り揃えも豊富ですが、台南小吃のメニューも揃っているので、食べ歩きで食べれなかった、もう一度食べたい小吃の食べ納めもできます。
冷蔵庫にはキンキンに冷えた台湾ビールが並んでいますので、台南の素敵な日帰り旅行の思い出に乾杯!といきますか。
営業時間: 17:00〜24:30(月水木 24:00) 定休日:火曜日
台南日帰り旅行おススメコース
台南日帰り旅行のおススメコースを考えてみました。
目安時間も入れてみましたので、時間含め参考にしてくださいね。
朝は少しゆったり目のスタート。台鉄で高雄駅を出発!
台南に着いたらまずは朝御飯を食べよう。
→⑤「虱目魚粥(サバヒー)」阿憨鹹粥
お腹を満たしたところで安平の観光をします。老街を歩きながらお土産を探したり、名物「蝦巻」を食べたり。
→②「安平古堡」
台南の中心街に戻り、台南グルメの食べ歩きをしましょう。「永楽市場」付近に台南グルメの有名店が集まっていますよ
→⑦【蝦飯】集品蝦仁飯
観光名所「赤崁楼」を観光しましょう。
→①「赤崁楼(せきかんろう)」
歩き疲れた頃なので、リノベカフェで一服
→⑨【リノベカフェ】BB.ART
暗くなってライトが灯ったら見どころ。林百貨でノスタルジックな外観の鑑賞と、お土産を買いにいきましょう
→③「林百貨(はやしひゃっか)」
お土産を買った後は「神農街」で夜市とはひと味違ったノスタルジックな街歩きを
→④「神農街」
今日の楽しかった日帰り旅行を振り返りながら、海鮮居酒屋で乾杯
→⑩【海鮮居酒屋】鉄厝焼烤海安店 鐵厝燒烤海安店
1日遊び倒した台南の街ともお別れ。予約していた指定席で高雄の街に。
お疲れ様でした。
高雄から台南への日帰り旅行のまとめ
高雄の街から電車で30分。
そこには高雄の街の魅力とはまた違った台湾の魅力が味わえます。
旅行日程に余裕があれば、台南の街への日帰り旅行もいいものですよ。
この記事では、
- 高雄からの日帰り旅行で「台南」の街を遊び尽くせます
- 高雄から台南への移動手段は「台鉄」が便利
- 台南市内の移動は「路線バス」を乗りこなすのが便利
- モデルコースを参考にして、台南の街を一日遊び尽くせます
長くなりましたが、記事をご覧いただいてありがとうございます。
高雄から台南への日帰り旅行を考えている人の参考になれば嬉しいです。
台南の街も至る所に美味しい小吃のお店があり、何度行っても飽きないところです。
これからもおススメのお店を増やして、もっと好きな街になりたいです。
台南の街で、ここよかったよというおススメのお店情報等がありましたら、ぜひコメントいただけたら嬉しいです。